BEATLES FOR SALE

BEATLES FOR SALE


 1964年、4thアルバム、"BEATLES・FOR・SALE"。このアルバムを聴くとガレージロッ クと同じくらいのクオリティの音になっています。ガレージロックを聴いているとこの時の 音に古さを全く感じません。それどころかこの"BEATLES・FOR・SALE"のギターだけでな くベースやドラムまでも凄い音になっている作品でした。

 前の"A・Hard・Day's・Night"の時はBEATLESで作曲、編曲などを全て行っていました がこの作品ではBEATLESが全部、作曲、編曲を行っているわけではなかったのでちょっ と休憩したような作品で適当に作られていると思いましたが、音が素晴らしかったです。 BEATLESが本当に好きな曲を選曲したことを凄く感じれた作品でした。

 このアルバムは全体的に良い曲が揃っているのですが特に後半に凄い曲が並んでい て聴いていて凄くわくわくさせられます。"EVERY・LITTLE・THING"から凄い良い曲が始 まり、"I・DON'T・WANT・TO・SPOIL・THE・PARTY"、"WHAT・YOU'RE・DOING"この後半 の3曲が凄い曲の並びでした。BEATLESの良い曲をまた見つけた気分です。

 このアルバムではBEATLESの中でそんなに有名な曲があるわけではありませんがこ のアルバムは凄い良い作品です。BEATLESのメンバーの演奏技術も凄い上がっている ことも感じれる作品でした。何より自分たちが書いていないのにこの演奏力は凄いと思 います。ほんとうに聴いていて、素晴らしいと感じれた作品でした。



曲 BEATLES FOR SALE



1.NO REPLY

このアルバムではちょっと有名な曲でしょうか。静かと激しさの入り 混じった曲。改めて聴くとオルタナのような曲。何度か変化する曲。 良い曲です。

2.I'M A LOSER

タイトルのわりにはけっこう軽快な曲。変化したり、ハーモニカが入ってきたり、意外と凝った曲です。

3.BABY'S IN BLACK

・・・音がゆがんでますよ・・・NIRVANAのお得意の音になっています。 好きな曲です。

4.ROCK AND ROLL MUSIC

けっこういろんなミュージシャンがカヴァしてる曲。かなりノリの良い曲。ピアノの音が凄く良いです。

5.I'LL FOLLOW THE SUN

凄い綺麗な曲。ポールの歌う正統派な曲。

6.MR.MOONLIGHT

雄叫びのような叫び声から始まる曲。ジョンの声が良い声してます。 後半の電子ピアノはちょっと凄い感じです。

7.MEDLEY

a.KANSAS CITY、ロカビリー調で、今までにない凄くかっこいい。
b.HEY,HEY,HEY、そのまま続いてこの曲に入ります。

8.EIGHT DAYS A WEEK

途中から入ってくるような始まりで始まる曲。いつものBEATLESらし いブリットポップです。軽快感のある曲。

9.WORDS OF LOVE

単音のギターから始まる曲。その音がボーカルを超えた良いメロディ を作っている曲。

10.HONEY DON'T

前のと同じく単音ギターから入り、ウッドベースの重厚感のある音が 入り、ロカビリーを聴きやすくしたような曲。ロカビリーポップ?とでも 呼びたくなる曲。

11.EVERY LITTLE THING

UKらしいイントロで始まる曲。ブリットポップらしい曲。良い曲です。

12.I DON'T WANT TO SPOIL THE PARTY

軽快なテンポのオシャレな曲?かわいい感じの曲?凄い聴きやすい 曲です。ブリットポップらしい曲。

13.WHAT YOU'RE DOING

BEATLESにまだこんなメロディアスな曲があると思わなかったです 有名じゃないけど凄い良い曲です。

14.EVERYBODY'S TRYING TO BE MY BABY

60年代以降の古き良き時代を感じる曲。なぜかこの時代を感じるよ うで凄く良い雰囲気と思ってしまう曲。伝統的なロカビリー調の曲という感じです。