leisure. blur

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 1990年発表のBLURの1stアルバム、"LEISURE"。このアルバムからあの映画の 「トレイン・スポッティング」に曲が使われたデビューアルバムです。BLURはBEATLES の遺伝子とあっちこっちで言われていました。曲のたくさんはビートルズを思わせる曲が とても多い。今の音と、昔の音が同じというのは理解してもらえないかもしれませんが。

 それではどんなところか。よく言われていたのですが、BLURはポール・マッカートニー の音楽をしたと言われています。ポール・マッカトニーが音楽性を真剣に考えてできた作 品、"Sgt・Pepper's・Lonly・Hearts・Club・Band"と同じような音楽をしたからと言わ れています。"LEISURE"はこのアルバムと比べると確かによく似ています。

 しかし、真似をしたわけではありません。伝統あるUK・ロックのミュージシャンがずっ と継承してきた音がずっと伝わり、BLURにもこの音を継承したからと考えます。つまり、 たまたま、"Sgt・Pepper's~"のような音になったものであり、このことはBLURだけで なく、UKの他のバンドにも言えることでもあるのです。

 BLURのルーツにBEATLESがあったかもしれません。"Sgt・Pepper's~"はロック 史上すばらしい作品でいろんなミュージシャンに影響も与えてきた音楽であり、デビュー したばかりのBLURがこのアルバムと同じクオリティーだったかというとそうではありませ んが、BLURはこのアルバムから素晴らしい作品を創出したことは間違いありません。



曲 leisure.



1.She's So High

ギターリストのテクニックの冴えるイントロから始まる曲。ギターリストって グレアム・コクソンのことですけど。BLURでは重要な人です。

2.There 's No Other Way

この曲もギターの音が冴え、心地よいドラムの音から始まります。速い感じの曲です。

4.I Know

不思議な音がほのかに始まり、ちょっとテクニックがあるようなギターが始まる。 デーモンの歌が目立つ曲です。

5.Slow Down

激しいギターの曲。デーモンの歌が弱々しく感じるのですが、けっこうハードな曲です。

6.Repitition

打ち込みのようなリズムが始まり、不思議なギターが続く、次に気だるいようなギターが鳴り出し、 けだるい歌が始まる。でも、悪い曲とは思わ

7.Bad Day

不思議なピアニカのような音から始まり、そのピアニカにあわせてドラムが続く、 ブリットポップの見本のような歌が始まる。

8.Sing

ピアノの悲しい音が奏でられる。壊れたようなドラム、なぜかベースの音を目立たせ、暗いボーカルが入ってくる。

9.High Cool

ポップな感じのギターがかっこいい曲です。

10.Come Together

静かなギターのイントロで始じまり、込み上げてくるようにギターが奏でられ、重いデモーンの歌が始まる。

12.Mr Briggs

寂しいボーカルの歌。寂しい感じを表現されてる曲です。

13.Fool

激しいギターからポップなギターに変わるイントロで始まり、明るい曲を感じさせる。 速すぎない明るい曲です。

14.Birthday

音を少し鳴らせ、静かな夜の空のようなもの想像させる音から始まる。その後に暗い歌が始まる。 ずっとこんな感じで続くが、突然、最後の方で激しいギターが鳴りだす。

15.Wear Me Down

ハードなギターの音で始まり、そのハードな音とは正反対の暗いボーカルが入ってくる。 そして、変調させてくる曲。