13 thirteen
1999年のBLURの6thアルバム、"13(THIRTEEN)"。評判はいまいちだったこの
アルバムですが個人的にはけっこう好きな作品です。前作品の"BLUR"で新しい心境
で、新しい音楽を作り始めたデモーン・アルバーン。"BLUR"ではこれまでしてきたポップス
から離れ、音楽性を追求し始め、見事に良い曲を創り上げて成功させました。
そんな作品、"BLUR"はこれまでのBLURの音で、真剣に音楽を作りました。そんな
音質に加え"13"ではデジタル音が入ってきました。そんなデジタル音の音楽で、激し
暗くといった感じの音楽になり、この頃のUKロックの先端の音楽やったアルバムとなり
ました。これまでの他のバンドとは違うところはやはりBLURというバンドそのものです。
元々、BLURは他のバンドにはない音を作ってきました。その音に加え、デジタル音と
さらに激しい音が加わり、このアルバム、"13"を良い作品にしました。個人的には凄い
良い作品に思っているのですが。これまでにデジタルロックをやってきたバンドは多いの
ですが、BLURはまた、違う個性のデジタルロックを完成させました。
良いアルバムの特徴で、初めの曲から3曲目まで凄い良い曲が並ぶというセオリーを
耳にします。このアルバムも最初の3曲目まではとても良い曲が並んでいます。1曲目
の"TENDER"はBLURの中でも名曲に入る出来具合の作品。3曲目までは良い曲が
並んでいます。その後も良い曲が続いています。素晴らしい作品、"13"です。
曲 13 thirteen
1.TENDER
このアルバムで一番名曲と言っても過言でもない曲。良い曲です。
2.BUGMAN
不思議な音の曲。ギターにどんなエフェクトをかけたらこんな音になるのろうという曲。 個人的にけっこう好きな曲。良い曲です。
3.COFFEE &TV
ギターのストロークがけっこう気持ちよい曲です。ギターを凄いゆがませてます。良い曲です。
4.SWAMP SONG
BLURっぽい曲なのですが、ハードな音が凄く良い感じです。
5.1992
この辺で中だるみの暗い曲という感じです。悪くはないと思います。
6.B.L.U. .E.M.I
いつものBLURの速い感じの曲です。始まり終わりが不思議な感じです。
7.BATTLE
今までのBLURになかった感じのデジタル音が入った曲。良い曲です。
8.MELLOW SPMG
サイケデリックな感じな音の後に優美な感じのアコースティックギターのアルペジオが始まり、また、後の方にサイケデリックな音になる曲。 変化が良い感じです。
9.TRAILERPARK
怪しい音の曲。怪しい電子ピアノが鳴り響いて、呪文のようなデモーンの歌が続く曲。
10.CARAMEL
ここでも怪しい電子ピアノとデーモンの呪文のような歌が続く、暗い曲。
11.TRIMM TRABB
わりとBLURのオーソドックな感じの暗めのエモーショナルな曲です。後半はかなり激しいです。
12.NO DISTANCE LEFT TO RUN
ゆっくりとした曲。デーモンとグレアムの2人の共演曲という感じです。
13.OPTIGAN 1
本当ならここで終わりの曲。エンディングらしい感じです。
14.I GOT LAW
ボーナストラックですが、わりと好きな感じの曲です。デジタルの不思議な感じの曲です。