A RUSH OF BLOOD TO THE HEAD coldplay

A RUSH OF BLOOD TO THE HEAD

 2002年発表の2ndアルバム、"A・RUSH・OF・BLOOD・TO・THE・HEAD"で知っ た人も多いと思います。前回より重厚感が増しました。曲のひとつ、ひとつに音の臨場感 のような豪華さが加わったように思います。この作品ではクリスのピアノが度々登場しま すが、主張するわけでなく、曲に溶け込むようにクリスのピアノが際立ちました。

 ピアノが使われてる曲は前作に比べてとても多いのですが、曲の中ではなぜか目立っ ていないのです。しかし、「良い音と感じるのはピアノ曲だった」というのが多いこの作 品。中でも、"THE・SCIENTIST"のようなオーソドックスなバラード曲や"CLOCKS" のようにピアノにはしっとりと、ノリの良い珍しい曲など、とても良い曲が並んでいます。

 また、この作品では激しさが加わり、ロックの好きな人にとってはうれしい音作りになっ た作品でオルタナ期のような少しはちゃめちゃな感じな音になり、クラシックピアノで基礎 を学んだというクリスのイメージとは違う作品を創り上げた。その現れはこの2ndアルバ ムの最初の曲、"POLITIK"から感じれることができるのではないでしょうか。

 そんな見事な進化を遂げたCOLDPLAY。このアルバムを出した後さらにファンが増 やし、グラミー賞にもノミネートされ、グラミー賞にも常連化しだしました。COLDPLAYは> もうトップスターのバンドになりました。2作目でここまでスターになるバンドも少ないので すが、COLDPLAYはトップスターの道を駆け上がり、定着させました。

曲 A RUSH OF BLOOD TO THE HEAD



1.Politik

インパクトのあるドラムから始まる曲。今までのColdplayと違うことを感じさせる曲。 初めに聴いた時は「なんて、雑な曲なんだ」と感じました。

2.In My Place

とても有名な曲。やわらかく、やさしい感じのミディアムテンポの曲です。良い曲です。

3.God Put A Smile Upon Your Face

いつものColdplayのようにアコースティックギターのわかりやすいストロークから始まり、盛り上がっていく曲。

4.The Scientist

ピアノの弾き語りの"Let・It・Be"のようなとても良い曲です。

5.Clocks

これまでのColdplayでこんな明るい曲は初めてでないでしょうか。けっこう有名な良い曲です。

6.Daylight

この曲も前作アルバム、"PARACHUTES"にはなかった感じの明るい感じの曲です。

7.Green Eyes

アコースティックギターがメインの弾き語り曲。昔し懐かしさを感じさせる曲。

8.Warning Sign

ゆっくりとしたギターのストロークが気持ちの良い曲。管弦楽器も入ってくる曲。 Coldplayでは管弦楽器が入ってくるのはこの曲がはじめて聴いた気がする。 盛り上がりのエモーショナルなところが良い感じです。

9.A Whisper

タイトルの"Whisper"とは違って、激しい感じの曲になっています。 Coldplayの雰囲気を残しているので、ハードな音にはならないですけど。

10.A Rush Of Blood To The Head

アコースティックギターの音から始まる、Coldplayらしい曲。幻想的な感じの曲。 途中からのはげしい変調がとても良い感じです。良い曲です。

11.Amsterdam

最後はクリスのピアノ曲でシメの曲って感じですね。 この曲も凄く良い曲です。