X & Y  coldplay

X & Y

 2005年発表の3rdアルバム、"X・&・Y"。 もうこのアルバムがコケるということを誰 もが考えていなかったはず。その通りにこのアルバムは大ヒットした。このアルバムでも 前回とは違う音が取り入れられた。これまでは暗い曲でノレる曲というのはほとんど、な かったCOLDPLAYがそんなノリの良い曲をこのアルバムでは見せてくれた。

 「明るさ」はこれまでのCOLDPLAYに欠けていた部分だったが、"X・&・Y"では見事 克服し、この完成度の高い作品を創り上げた。とてもエンターテイメント性も感じる。1 曲、1曲のクオリティーはとても高く、曲はどれもすばらしい。またUKの伝統が守られ、 無駄な音も排除され、新たにグルーブ感のある音が多く入り、力強い音になった。

 ここまで、聴く人を驚かせる作品を残してきたCOLDPLAY。それでも進化を遂げる。 COLDPLAYは同じUKのバンドであるU2を髣髴させる。駆け上るスターへの感じや、作 られる曲の感じはU2そのものとすら、思えてくる。これまでもU2と類似していると感じつ つもCOLDPLAYらしさがあった力強さが加わわり、さらに非常にU2に似てきました。

 ここで、このバンドが「良い子ちゃんバンド」と呼ばれていたとを言うともう遅いかもしれ ないが、良い子ちゃんバンドの代表だった。それはRADIOHEADがOASISにそう呼ば れてから「良い子ちゃんバンド」という言葉が定着したのですが、しかし今はその皮肉の 意味ではなく、ハードな音ではなく、聴きやすい音楽をするとういう意味になった。

曲 X & Y



1.SQUARE ONE

甲高いクリスの声が頭に突き刺さる声で始まる。その後グルーブ感の かなりあるベースの音が続く。ダンスフルになった曲。

2.WHAT IF

静かなエモーショナルピアノから始まる曲。感情をいっぱい込めたファルセットボイスが とても感傷的な感じがします。

3.WHITE SHADOWS

3曲目が終わらずそのまま続いた曲。曲のメロディーが始まると静か な感じになって、4曲目の始まりを感じさせる。臨場感のある音ともに 静かなはずのクリスの歌声が響きわたる。

4.FIX YOU

3曲目が終わらずそのまま続いた曲。曲のメロディーが始まると静かな 感じになって、4曲目の始まりを感じさせる。臨場感のある音ともに静か なはずのクリスの歌声が響きわたる。

5.TALK

とても速いベースの音の共に始まる曲。とても力強さを感じる曲。

6.X & Y

UKロックらしさを感じる曲。いつものColdplayのような感じで始まり、強い音楽性を 非常に感じるBEATLES後期のような曲。

7.SPEED OF SOUND

もしかしたらこのアルバムではこの曲が一番流れていたかもしれない曲。 爽やかな感じの曲です。良い曲です。

8.A MESSAGE

アコースティックギターの音の目立つ曲。アコースティックギターのリズムの感じが以前と変わった曲。

9.LOW

また、グルーブ感のある音に変わった曲。ギターの激しい感じが良い曲です。

10.THE HARDEST PART

始まりのアルペジオのギターがきっと、みんなハマりそうな曲。わりと聴きやすい感じの曲です。

11.SWALLOWED IN THE SEA

これまで、明るく、ノリの良い曲とは違い静かになった曲。そして、メディアムテンポくらいの速さの曲に変わる。

12.TWISTED LOGIC

静かなつぶやいたような歌から始まる曲。この曲もBEATLES後期のような雰囲気を感じる曲。

13.TIL KINGDOM COME

この曲の感じもこれまでになかった感じのアコースティックの速い感じ の曲です。この曲の感じだと、熟練したミュージシャンを感じる曲です。 80年代からやってるような熟練された技術を持つミュージシャンのような。