K kULA SHAKER

K

 1996年、1stアルバム"K"。シングル曲"Hey・Dude"と共に現れたKula・Shakerは凄い 勢いでファンを増長させ、ある意味ロック界の大きな勢力のようになっていきました。 それだけにOASISには相当挑発的に中傷されたバンド。しかし、そんなこととは反対に ファンは増え、聴き手には関係なくこのバンドを好評価しました。

 Kula・Shakerはサイケデリックの激しい部分をベースに持つ正統なハードロックの系統 をひくと言っても過言でないくらいハードロックのド真ん中のバンドです。この1stアルバ ム"K"でもKula・Shakerの魅力が十分に入っている作品となりました。この爆音系ハード ロックをされるとロックファンがノックアウトされるのは当然です。

 Kula・Shakerは実はこの時UKロックを代表されるバンドでした。またこの"K"というア ルバムはそんな90年代を代表するUKロックのアルバムにもなっています。UKロック の代表で、サイケで、ハードロックをすると言うとまさにロック、ロックという感じです。さ らにそこに入ってくるインドの民族色強い、グルーヴ感のある音が入ってる音楽です。

 このインドの音が入ってくるのがうけつけないかたも多く、Kula・Shakerをうけつけない 人も少なくはありません。確かに今までのドロックという感じでないかもしれませんが、こ のインドの音を取り入れることによってこれまでのハードロックにないグルーヴ感を創り 出したKula・Shaker。

曲 K



1.Hey Dude

この曲に衝撃を受けた人はかなり多いはず。Kula・Shakerの代表する グルーヴ感の塊ような凄い曲。良い曲です。

2.Knight on the Town

ノリの良い正統なサイケデリックのロックを基礎に持つハードな曲。

3.Temple of Everlasting Light

インドの民族的な音を織り交ぜたグルーヴ感抜群のわりとゆっくりとした感じの曲。爆音系。

4.Govinda

インドの音がかなり入ったゆっくりとした速さですがグルーヴ感のあるダンスフルな曲。

5.Smart Dogs

グルーヴ感抜群の最初のギターリフのかっこいい曲。

6.Magic Theatre

ちょっとした間奏のような鍵盤系主体の曲。悪くはない感じ。

7.Into the Deep

けっこうゆっくりとした感じの歌線の曲。ギターソロはやはりハードな感じです。 ブリットポップ色の強い曲。良い曲です。

8.Sleeping Jiva

インドの民族色の強いインスト曲。ゆっくりした感じ。

9.Tattva

爆音系のインドの音を凄い取り入れた曲。ゆっくりとした速さですが激しい音が ゆっくりした感じは全く感じさせません。むしろノリノリ、アップテンポを 感じさせるくらいの曲。良い曲です。

10.Grateful When You're Dead Jerry Was There

かっこいいロックど真ん中を感じさせるハードな音の曲。

11.303

これもやっぱりかっこいいハードロックど真ん中という感じの曲。

12.Start All Over

最後の方らしいこれまでとは違った感じで落ち着いた感じの曲。 少しブリットポップのテイストのあるハードロックです。

13.Hollow Man, Pts. 1&2

これまでとは違う感じの静かな曲。曲後半はアコースティック曲。そして、ハードロックへ。

14.Ragey One

ボーナストラック。わりと静かな感じの曲。