Whatever  OASIS

Whatever

 1994年に発表されたシングル"WHATEVER"。"DIFINITELY・MAYBE"、1st アルバムの面影を残しながら新しくオーケストラの音を入れた"WHATEVER"の出来はすば らしい。このシングル曲が素晴らしいこともそうなのですが、カップリングで収録されてい る曲も良い曲が多いシングル盤です。

 OASISがデビューした頃から知っている人なら知ってて普通の曲。そのくらい有名な 曲です。しかし、たくさんなアルバムが発表されている今は聞きそびれてる人が多いか もしれないシングル、"WHATEVER"。聴いた人はゴリっとした音の中に壮大な景色が 見えてくるような音の曲。そして、凄い心地の良いところへ連れていってくれる曲です。

 "WHATEVER"だけが良い曲ではなく、収録されてる曲も良い曲が多いこの作品。特 に収録曲の中でも"Half The World Away"や"I Am The Walrus"は特に素晴らしく。この アルバム以降、おそらく、ここで収録されている"I Am The Walrus"がきっかけではない だろうかと感じるのですが、カヴァーもよくみせるようになったOASIS。

 60年代とは違う音質で演奏されるカヴァー曲はその時のビートルズとはまた、違った 空気感を作り出し、力強い曲へと変身させた。また、OASISはずっと「BEATLESのよう になりたい」と言っていたのでこのカヴァーは非常に適任です。もし今BEATLESが活動 していたなら、こんな音になったに違いないと思えます。

曲 Whatever



1.Whatever

上で散々良い曲と述べてきたシングルの曲です。

2.(It's Good) To Be Free

"DIFINITELY・MAYBE"で入っていてもおかしくないような曲。でも、 なぜか、良いと感じさせる曲。哀愁を感じれるところが良い曲です。

3.Fade Away

"DIFINITELY・MAYBE"で見せた、元気の良いオーソドックスなロックな曲です。

4.Listen Up

"DIFINITELY・MAYBE"の中の"Supersonic"と少し似ている曲。 よく聴くと感じは全然違いますが。少し悲しげな曲。

5.Half The World Away

OASISの中の名曲に加えてもいいのではないでしょうか。今ではネオ アコーステッィクのような曲。静かですが、明るい感じとても良い曲です。 ノエルが歌っています。

6.I Am The Walrus

BEATLESの原曲とは全く変ってしまったこの曲。ロック好きなら原曲よりこっちの方が 好きになるかもしれません。元々原曲も人気のある曲なので曲自体はかなり良いです。