RIOT CITY BLUES  PRIMAL SCREAM

RIOT CITY BLUES

 2006年、8thアルバム"RIOT・CITY・BLUES"。かなりポップなロックを作ってきた感じ です。わりとルーツ音楽を作ってきた感じで"give・out・but・don't・give・up"のように「古 い」と批判されそうな作品ですが、この作品では言われることはなかったです。このアル バムではダブサウンドやデジタル音の目立たない作品になりました。

 このアルバムは1曲目の"COUNTRY・GIRL"という曲が全てを物語ってるように思いま す。ブルースやアイリシュフォーク、インドの民族音楽ような曲、70年代のUKのパンク ロックなどルーツになる音楽をやって、作品にしたような作品になっています。だからこ れまでのPRIMAL・SCREAMのイメージではないかもしれません。

 しかし、古いように思いますが、PRIMAL・SCREAMが作ると凄いポップな感じで聴きや すい、メロディの良い曲ばかりとなりました。このアルバムを聴くとPRIMAL・SCREAMも まだまだポテンシャルがあり、次の作品も気になるところです。PRIMAL・SCREAMがま たこのアルバムで新しい分野に取り組み出した気がしました。

 1曲目の"CONTRY・GIRL"や2曲目の"NITTY・GRITTY"、などのポップなロックを聴く と、「PRIMAL・SCREAMのファンがやめれない」と思い、5曲目の"LITTLE・DEATH"を聴 くとPRIMAL・SCREAMの新しい可能性を感じ、9曲目の"HELL'SCOMIN'DOWN"のよう な伝統的な音楽などとてもバラエティ色に富んだアルバムです。

曲 RIOT CITY BLUES



1.COUNTRY GIRL

凄いノリの良いポップなかっこいいロックっていう感じの曲。良い曲です。

2.NITTY GRITTY

これもノリの良い古い感じのロックという感じの曲です。これもまたかっこいい曲です。良い曲です。

3.SUICIDE SALLY & JOHNNY GUITAR

パンクを意識した曲。PRIMAL・SCREAM風に70年代の時のパンクの音を作ってきてます。 PRIMAL・SCREAMがすると興味深い曲になりました。良い曲です。

4.WHEN THE BOMB DROPS

タイトルからして怖い感じでイントロからなんか奇妙で怖い始まります。ギターソロがひずんで、ゆがんでかなり良い味が出てます。

5.LITTLE DEATH

民族色のあるサイケでリックな曲。わりとゆっくりとしてる速さですがグルーヴ感があり、 不思議と魅力のある曲。良い曲です。

6.THE 99TH FLOOR

荒野を駆けぬける感じの曲。前曲の難しい曲とは違い、明るく、ノリの良い曲。

7.WE'RE GONNA BOOGIE

こういう感じの曲をブギーというんでしょうか。ブルースのテイストのある雰囲気のある曲。

8.DOLLS

聴きやすいポップな曲。アップテンポのそんなに速くないずっと入るギターのリズムが気持ちの良い曲。 良い曲です。

9.HELL'S COMIN'DOWN

アイリッシュフォークのヴァイオリンが入り、加えてアコースティックギター、ピアノなどが アイリシュフォークのような曲になっています。むしろアイリシュフォークをPRIMAL・SCREAMが作った感じです。 良い曲です。

10.SOMETIMES I FEEL SO LONELY

静かな感じでブルース調のハーモニカが始まり、バンジョーのような音が入ってきて今度は モッズのような曲を彷彿させませす。曲の感じはモッズ系のバラードのような感じですが違うようです。