THE MAN WHO  TRAVIS

THE MAN WHO

 1999年、2ndアルバム"THE・MAN・WHO"。このアルバムが出るやいなや街ではこの アルバムのタイトルの入ったTシャツを着ている外人がいたり、TRAVISをよく目にするよ うになりました。日本人より外人がまず注目したバンドなんでしょうか。日本でもこのバン ドが知れ渡るようになりなっていったアルバムです。

 このアルバムではTRAVISは何かいまいちのような感じでした。このバンドがどうなるか よくわからない状態でした。が、この"THE・MAN・WHO"でTRAVISの個性が確立されまし た。このアルバムで作られたTRAVISがこの先どんどん進化していきます。その産声をあ げたこの作品はTRAVISの基本となる作品です。

 TRAVISもCOLDPLAY同様、「良い子ちゃんバンド」と呼ばれるバンドのひとつです。確 かにみんなが想像するロックらしくない音楽をしているとは思いますが、とても良い音楽 をしていると思います。TRAVISも意外と見た目はロックな感じなんですが、やっている音 楽はとても静かな感じで良い子ちゃんのするロックのように思えます。

 しかし、このアルバムでは音を押さえ気味に感じます。実はギターがとても激しかった り、ベースはとても主張してきたりと音楽のテクニックとしては凄い上手いものを持ってる と感じさせます。ところどころに見せる激しさが上手さを感じさせます。ライヴではヴォー カルのフランシス・ヒーリィはけっこう絶叫系で歌ったりしています。

曲 THE MAN WHO



1.Writing To Reach You

きれいな曲。静かな感じですが激しい部分のある曲。良い曲です。

2.The Fear

静かなゆっくりとした曲。

3.As You Are

幻想的なゆっくりしと静かな曲。間奏のギターソロが良いです。良い曲です。

4.Driftwood

激しく明るい曲。曲の構成が凄く良い曲。良い曲です。

5.The Last Laugh Of The Laughter

静かなピアノの入ってくる曲。ピアノがより一層きれいな曲にしています。途中から入ってくるベースがかっこいいです。

6.Turn

TRAVISにしては明るい曲です。感情的に歌い上げてるのが良いです。良い曲です。

7.Why Does It Always Rain On Me?

明るいギターのイントロで始まる曲。語るように歌うメロディは実は凄くリズミカルにできています。

8.Luv

TRAVISのバラードです。普通でもバラードのようなのでこのバラードの放つ雰囲気が凄い。

9.She's So Strange

最後にの方にふさわしい穏やかな曲。TRAVISが穏やかになると暗い感じの曲になります。ジョン・レノンっぽいテイストのある曲。

10.Slide Show

終りらしい曲。アコースティックギターのリズムが雰囲気を出しています。シークレットトラックが入っています。 シークレットトラックはわりと激しい感じの曲。

11.Be My Baby

ボーナストラック。知っている"Be・My・Baby"を感じさせないイントロ。

12.Writing To Reach You

デジタル音のように変えられています。

13.Writing To Reach You

デジタル音のように変えたインスト曲。ヴォーカルが抜けたのでこの曲
の見落としてた部分が見えてくる曲。