1st  WEEZER

WEEZER

 WEEZERの記念すべき1stアルバム、"WEEZER"は1994年の作品。代表シング ル、"Buddy・Holly"が収録されてるアルバム。"Buddy・Holly"だけでなく他の収録作 品も凄いポップな曲ばかり。アメリカのオルタナ期の少し後に現れたバンド。だから音は グランジですので、かなり極太な音。そして、ひずんで、ゆがんでる音のロックです。

 歌詞は「彼女への心配する気持ち」や「彼女への疑いの気持ち」などを歌ってる歌詞が 多い。それに加えて、リバースの歌は泣きの入った歌。だから、「泣き虫リバース」と、言 われたり、書かれたりすることが多い。WEEZERの象徴ともなった「泣き虫ロック」と言わ れるゆえんです。WEEZERには必ず付きまとう言葉、「泣き虫」。

 そんなリバースはこのバンドでは重要な存在。作曲、作詞、そして、ボーカル、ギター を演奏する。上記で述べたように、リバースの歌もWEEZERの個性で大事な部分なの ですが、それに加え、リバースのギターもかなりもの。ほぼ、リドーギターと言っていい らいのギターテクニックをもっている。

 一見、パワーコードがリバースののように思えるのですが、実は難しいパートをこなし てるリバース。リバースはとても重要な役割を果たしている。ひずんで、ゆがんだ極太 の音に、かわいい歌詞をのせて歌うWEEZERの音楽はパワーポップを代表するバン ドとなった。

曲 WEEZER



1.My name is jonas

このアルバムをもう何回聴いてきただろう。この曲が始まるとこのアルバムが始まるという感じになる。 ゆっくりとした曲ですが、WEEZERのディストーションの利いた音や「ドカン、ドカン」と鳴るドラムが そんな雰囲気を感じさせない曲です。

2.No one else

1曲目も好きな人が多いのですが、とてもポップな曲。コアな音楽ファンほど好きな人が多い曲です。 簡単なパワーコードが耳に残る曲です。

3.The World has tuned and left me here

最初のギターのイントロが印象的で難しそうと感じる音のあとに、寂しそうな歌が始まる曲。 ここまでの3曲の流れは最高です。そして、名曲、"BUDDY・HOLLY"へ。

4.Buddy Holly

WEEZERが知ってる人なら誰もが知ってる曲。何個も作られたメロディ。 間奏で入る感情のこもったリバースのギター。ライブで一緒に叫びたい1曲です。

5.Undone-the Sweater song

中だるみのような曲ですが、これまでの曲がポップすぎたのかもしれません。 情感のこもった歌い方が良い1曲です。曲自体は完全にオルタナ期の感じの音の曲です。

6.Surf Wax America

凄いギターテクニックを感じる1曲です。WEEZERらしい曲でとてもポップな感じ、とても良い曲です。 そして、間奏あたりで入る曲が静かになったところがまた、感傷的な感じで曲全体は力強い感じでそんな音が 変化して凄い好きな曲です。

7.Say it ain't so

この曲を良いという人はかなり多い曲です。確かにエモーショナルなバラードとでも言えましょう。イントロのギターは難しいです。

8.In the garage

やわらいかい感じのハープの音で始まる曲。そして、パンチの利いたギターが始まります。 曲自体はゆっくりとした感じのはずなのですが、そんなことは感じさせない曲。

9.Holiday

なんとなく終わりを感じさせるギターで始まる曲。1回、弾いてみたくなるギターです。 でも、叫びまくってる曲なのでやっぱりパワーポップっていう感じです。

10.Only in dream

WEEZERにしては静かな曲です。そして、どこか無機質な感じの曲。アルバムの終わりらしい曲。 WEEZERには珍しく長い曲です。