GREEN ALBUM
2001年に発表されたWEEZERの3rdアルバム、"GREEN・ALBUM"。前のアルバ
ム、"pinkerton"が1996年に発表されてからだから長い間活動をしてなかったことに
なります。この間、ほとんど解散の噂が流れていただけに"GREEN・ALBUM"が発表さ
れたのはうれしい話しでした。
さて、肝心の作品ですが、やはり病みあがりのような作品で、1stや2ndほど勢いを感
じないながらも、わかりやすいメロディーでこの作品を好きな人が多く、"pinkerton"で
は少し難解な作品だっただけに、元々のWEEZERファンはこの"GREEN・ALBUM"の
ような作品を期待したはずです。
そんな病み上がりのような作品でしたが、"island・in・the・sun"のようなすばらしいが
収録されてる作品でした。リバースは"island・in・the・sun"のことを、「ビートルズのよ
うな普遍的な作品を作りたかった」と言ってた。つまりは"island・in・the・sun"でそんな
作品ができたと言っていました。
良い作品の特徴で1曲目から3曲目はすばらしい曲が並んでいるアルバムです。他に
も良い曲が多いアルバムと言えます。これまで作品を作るどころか、リバースのわがま
までバンドが解散しそうだったのですが、突然、リバースが「もっと曲をつくりたい」と言い
出した。何よりファンは安心した作品だったのでないでしょうか。
曲 GREEN ALBUM
1.Don't Let Go
あいかわずのシンプルなパワーコードから始まる曲。*コード=ギターの音、演奏法。
2.Photograph
リズムが良いボーカルで始まる曲。この曲もパワーコードが力強さを感じる明るい曲。
3.Hash Pipe<
カッティングのギターの音が暗さを感じさせ、おそらく上手いとは言えない裏声のボーカルが始まる。 このアルバムの中では良い曲です。*カッティング=ギターの音、演奏法。
4.Island In The Sun
このアルバムの代表曲と言っても過言ではありません。悲しげな良い曲です。
5.Crab
これまでよりハードロックよりの音になった曲。力強いひずんでゆがんだギターの音がインパクトがあります。
6.Known-down Drag-out
ハードな感じなイントロのあとにポップ感のある曲に変わる。このアルバムでは明るい方の曲です。
7.Smile
パワーコードが感じさせないけど、実はバラードのような曲。ゆっくりとした感じの曲です。
8.Simple Pages
少し激しくなるノリの良い曲。ボーカルの同じの音の繰り返しがポップ感を感じます。
9.Glorious Day
簡単だけどイントロのギターが凄い好きな曲。間奏のギターも聴きどころです。
10.O Girlfriend
せつない感じで歌ってる、weezerらしい曲。イントロと間奏のギターが良い曲。
11.The Christmas Song
タイトルに"Christmas"って入ってるのに暗さを感じる曲。 たのしいイベントも寂しくなってしまったリバース。
12.I Do
ラストをしめくくる静かな曲。このアルバムで初めて電子ピアノの音が入っている曲です。 このアルバムではずっとリバースがギターで遊んで作った感じのアルバムでした。