Whatever And Ever Amen  BEN FOLDS FIVE

Whatever And Ever Amen

 1997年、2ndアルバム"Whatever・And・Ever・Amen"。1stアルバムとは違いかなりま とまりよく作られた作品。Ben・foldsがつっ走った感じではなく、ベースやドラムも重要な 音を作り、バランスのとれた音になっていったBEN・FOLDS・FIVE。1stアルバムのやりた い放題を期待したいですがこのアルバムもまた良い作品です。

 とは言え、やはりBen・Foldsのピアノは素晴らしい。その中でベースが負けじと主張して きて、Ben・Foldsの個性的なピアノと絡み合って良い曲が出来上がっていっています。 この前のBen・Foldsのやりたい放題の個性的な音楽も期待したいのですが、どうしても Ben・Foldsのピアノが走ってしまい全てを持っていってしまう感じでした。

 しかし、このアルバムではピアノ、ベース、ドラムの音も目立たせ、まとまりのある曲に なっていきました。だからわりと聴きやすさはでてきたと思います。Ben・Foldsが抑えてい るのかもしれませんが、わりとオーソドックスな感じのロックになり、ある意味さらにポッ プな感じの楽曲が多くなったと思います。

 それでもBen・Foldsのピアノはとても重要なパートになっていて、このバンドはBen・Folds なしではなりたたないバンドであることも確かです。Ben・Foldsはこのバンドでは重 要な役割を担っているのは言うまでもありません。この作品でもBen・Foldsの凄い、素晴 らしいピアノが冴えて作品になっています。



曲 Whatever And Ever Amen



1.ONE ANGRY DWARF AND 200 SOLEMN FACES

Ben・Foldsの奏でるピアノが凄い良いメロディアスな曲。程よいアップテンポでノリの良い曲。 良い曲です。

2.FAIR

これまでのBEN・FOLDS・FIVEとは違う感じのピアノ、ベース、ドラムのバランスのとれた曲。 わりとゆっくりとした速さの曲。

3.BRICK

かなりオーソドックスなピアノバラードですが、ピアノを知り尽くした Ben・Foldsが作った泣けてくる曲。良い曲です。

4.SONG FOR THE DUMPED

イントロに派手なピアノのメロディを持ってきて何かを感じさせる始まりで 始まる曲。良い曲です。

5.SELFLESS, COLD AND COMPOSE

もしかしたらBEN・FOLDS・FIVEの静かな曲は始めてと感じさせるような静かな曲。

6.KATE

楽しそうなノリの良い曲。ピアノロカビリーという感じの楽しくさせる曲。

7.SMOKE

ゆっくりとした速さに柔らかいピアニカの心地良い音が入ってくる曲。良い曲です。

8.CIGARETTE

静かな感じの曲というより間奏という感じの曲。

9.STEVEN'S LAST NIGHT IN TOWN

珍しくピアノがない感じの曲。ドラムのドコドコという音が凄く良いです。エキゾチックな感じの雰囲気な曲。

10.BATTLE OF WHO COULD CARE LESS

少しピアノが下がった感じの曲。むしろベースが目立って良い音を作りだしている曲。

11.MISSING THE WAR

静かなピアノバラード曲。かなり泣けてくる感じの曲です。良い曲です。

12.EVAPORATED

きれいで静かな曲。1stアルバムではここまでに静かに仕上げたのはない感じの曲です。 良い曲です。

13.金返せ

ボーナストラック。"SONG・FOR・THE・DUMPED"の日本語ヴァージョンという感じ。