GROW
1997年発表の2ndアルバム。この頃はOASISが勢力を伸ばし始めていた頃REEF
のボーカル、ギャリー・ストリンガーの声を聴いて笑ったというリアム・ギャラガー。この頃<
はOASIS、BLURがとても流行っていた中の作品だった。確かにこの頃の音楽にして
は古さを感じた人も多かったと思うのですが、REEFの音楽にハマった人は多いはず。
この作品が出た頃のREEFはわりとアンダーグランドの世界のバンドだったのですが、
意外とこのアルバムを聴いていた人は多かったです。おそらく、もう少しあとならこの音
楽をガレージロックと言っていたかもしれません。この頃はギターポップというもう少し、
エフェクターとかデジタル機材とかで音を加工していた時代の音楽だった。
ロック好きがこのアルバムを好み、知らない間にファンを作っていったアルバムでもあ
った。そんなREEFはこのアルバムでたくさんのファンを作り、知らない間にUK、NO1
バンドになっていた。そして、ソウルフルな音楽だけにファンはライブに期待した。その
期待も裏切らないバンドとなり、「青空の似合うバンド」と言われるようになった。
REEFは「魂で音楽」をするバンドと紹介されることが多く、その通り、作られる楽曲は
かなり力強い曲ばかり。特にボーカルとギターの力強さはかなりのもの。イントロで目立<
つギターフレーズは力強さの中にもキャッチーな音になっていて、聴く人を高揚させる力
がある。その後に始まるはちゃめちゃで力強いボーカルもとても惹き付ける。
曲 GROW
1.PLACE YOUR HANDS
上手いギターのイントロと歌い上げたボーカルから始まる曲。ダンスフルな曲。
2.I WOULD HAVE LEFT YOU
3.SUMMER'S IN BLOOM
ゆっくりとした速さの曲に何を言ってるかわからないボーカルで始まり、サビのところはわりとメロディーのある曲。
4.LATELY STOMPING
サイケ感のあるかっこいい曲。間奏のダンスフルな感じの音がとても良い。
5.CONSIDERATION
REEF流のバラード曲。ファルセットボイスというか裏返った声が良い雰>囲気を表現している曲。
6.DON'T YOU LIKE IT
静かな曲からまた、ギターの鳴り響く曲に変わる。こんな曲はREEFの得意の曲です。
7.COME BACK BRIGHTER
爆音系の気だるい感のある曲。サビはけっこう歌いたくなる曲す。
8.HIGHER VIBRATION
気だるい感じの曲。ギターの音がかっこいい曲です。
9.I'M NOT SCARED
ドラムとボーカルで始まり、その後ディストーションの効いたエンジンの音のような音が続く曲。わりとアカペラっぽい曲?
10.ROBOT RIFF
グルーブ感のあるギラついた音が鳴り、裏声のボーカルで始まる曲。
11.YOU'RE OLD
はちゃめちゃな感じの曲。
12.LULLABY
ボーナストラック REEFには珍しく、優しく、ゆっくりとした感じの曲。
13.MELLOW-HALLCINOGENIC VOCAL PASS
ボーナストラック みんなが想像するユーロビートに近いテクノのようなデジタルミュージック。