c'mon，c'mon

c'mon，c'mon

　２００４年、4thアルバム"c'mon，c'mon"。Sheryl･Crowが何かに吹っ切れたように感じ る作品。歌う声に凄い勢いを感じだしました。迫力すら感じるSheryl･Crow。このアルバ ムの感じだと思わず1stアルバムのようなクオリティの高い作品を期待してしまいます。 Sheryl･Crowの才能は素晴らしく、まだ良い作品を出してもらいたいです。

　1stアルバムを出して、殺人的なライヴ活動を強いられウツ状態になったSheryl･Crow はその後いつ自殺してもおかしくないアーティストの一人となりました。他にもR．E．M． などいましたが、その一人でした。それからSheryl･Crowは居なくなったかのように活動 意欲がなくなったと聞きます。ある日突然現れました。日本にも来ました。

　それから前作"The･Globe･Sessions"でもどこか、勢いのない感じを感じました。その脱 力感がこれまでのSherylの精神状態が出ているようでよかったりもしましたが、この作品 ではそんな過去を払いのけ、凄い力強さを感じます。みなぎるエネルギーから生まれる パワフルな作品を作っています。Sheryl･Crowのやり過ぎてる感もありますが･･･

　この"c'mon，c'mon"は新しいSherylを感じさせてくれる作品になりました。そして元々、 凄い歌唱力でしたがsherylの歌もさらに凄い迫力になり、また、新しい曲や音も取り入れ ながら作品を作っています。ハードロックにさらに磨きをかけ、新しいことへも挑戦したこ のアルバムはSheryl･Crowの全快を感じる作品です。