BE HERE NOW
1997年、3rdアルバム"BE・HEARE・NOW"。「失敗作」とノエル・ギャラガーも認めたア
ルバム。このアルバムが出るやいなや、みんな「長すぎると」批判しだしました。それで
OASISのギャラガー兄弟は怒るかと思いきや、あっさりと「失敗した。長すぎる。反省し
た。」と珍しく謙虚な姿勢を見せたノエル・ギャラガー。
確かに"MORNING・GLORY"の後でOASISに凄い期待を寄せましたがOASISの性格
的なところ私生活が乱れていたり、一番の期待できない理由、"MORNING・GLORY"の
製作スタッフをほとんど切ってしまったということ。あの大作のスタッフをなくしてしまって
は以前のインディーズから少し出た程度のOASISに戻ってしまうと感じたからです。
案の定アルバム全体の曲はやりたい放題のゴリゴリ、ギンギンの聴き難い曲ばかり。
やはりある程度整える人がいないと良い作品ができあがりません。もちろん口出しさせ
ないアーティストも多いですがOASISはそんな才能がないバンド。だからある程度はちゃんと
整えてもらえる人が必要だったんですが・・・
そんな感じでかなり有頂天になったOASIS。元々ひどいギャラガー兄弟、それがさらに
パワーアップしてひどくなった感じでした。とはいえ、やはりノエル・ギャラガーの作曲力>
の才能は素晴らしいです。その曲にノエルはギンギンにギターを入れて編曲してしまい
ます・・・それが脂がしつこい中華料理のようになってしまいます。
曲 BE HERE NOW
1.D'You Know What I Mean?
失敗作の代表のような作品。でも、あっちこっちで流れていました。
2.My Big Mouth
ドロック系のかなりハードで速い感じの曲。みんなOASISにこんな曲を望んでいると思います。
3.Magic Pie
OASISらしい感じのゆっくりとしたメロディですけどハードな音の曲。
4.Stand By Me
ソフトロックな感じの聴きやすいメロディアスな曲。良い曲です。
5.I Hope, I Think, I Know
明るい感じのアップテンポでかなりノリの良い曲。
6.The Girl In The Dirty Shirt
ちょっと暗い感じのBEATLESの影を感じる曲。
7.Fade In-Out
かっこいい感じで始まる曲。その後もメロディアスのボーカルが続くかっこ良い曲。 このアルバムではましな感じなだけのような気もしますが。良い曲です。
8.Don't Go Away
オーソドックなバラード曲。OASISはこんな感じ曲は良い曲をよく書いてきます。 良い曲です。
9.Be Here Now
かなりアップテンポの曲。ボーカルのメロディがかなり良いです。 良い曲です。
10.All Around The World
OASISの名曲系です。ちょっと長いですが・・・良い曲です。
11.It's Gettin' Better (Man!!)
OASISのオーソドックなアップテンポのノリの良い曲。
12.All Around The World (Reprise)
オーケストラが入ってきた別ヴァージョン。